Files クラス

次の表に、Files クラスで使用できるセクションのリストを示します。

セクション
説明
Class
Files
 
Id
4000 - 7999
 
level
0, 1, 2, 3, 4
 
time
*
 
user-name
システム アカウントのユーザ
 
application
パスとアプリケーション名
 
files
操作に必要なファイルまたはフォルダ
解説 1 と解説 2 を参照してください。
dest_file
操作にソース ファイルと出力先ファイルが必要な場合の対象ファイル
このセクションはオプションです。解説 1 と解説 2 を参照してください。
directives -c -d
files:create
ファイル ディレクトリを作成するか、ディレクトリ内にファイルを移動します。
 
files:read
ファイルを読み取りモードで開きます。
 
files:write
ファイルを書き込みモードで開きます。
 
files:execute
ファイルを実行します ("ディレクトリを実行する" とは、そのディレクトリが現在のディレクトリになることを意味します)。
 
files:delete
ディレクトリからファイルを削除するか、別のディレクトリにファイルを移動します。
 
files:rename
同じディレクトリ内の名前を変更します。解説 2 を参照してください。
 
files:attribute
ファイルの属性を変更します。監視される属性は "読み取り専用"、"非表示"、"アーカイブ"、および "システム" です。Windows 2000 専用の属性である "インデックス"、"圧縮"、および "暗号化" は監視されません。

解説 1

files セクションが使用されている場合、監視対象のフォルダまたはファイルへのパスは、完全なパスまたはワイルドカードのどちらかで指定できます。たとえば、以下は有効なパスの表現です。

files { Include "C:\\test\\abc.txt" }

files { Include "*\\test\\abc.txt" }

files { Include "*\\abc.txt" }

dest_file セクションが使用されている場合、絶対パスは使用できず、パスの先頭にワイルドカードを記述し、ドライブを表す必要があります。たとえば、以下は有効なパスの表現です。

dest_file { Include "*\\test\\abc.txt" }

dest_file { Include "*\\abc.txt" }

解説 2

ディレクティブの files:rename は、files セクションおよび dest_file セクションと組み合わせて使用する場合は異なる意味になります。

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